The Angel Cradle.
飛び立つこともままならない。 座り込むことすら許されない。 僕らはいつも、不安定な足場の上に。
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気を使わせてるな、とは思っていた。
でも正直自分に余裕が無いのは確かなことで。
それを甘んじて受け入れるのは嫌だと思いながらも、そうせざるを得ない状況に少なからずへこんだ。
だからなんとなしに。
ほんのふとした瞬間に。
思わず謝罪の言葉がぽろりと口から零れ落ちたのは、必然だったと思う。
「ごめん」
前フリも無く、急にそれを受けることになった相手は驚いたような顔をして首を傾げた。
「何がごめんなんだ?」
意味が分からない、と本当に不思議そうな顔をして言うので、俺はちょっとバツが悪くなってもにょもにょする。
「だから・・・なんてゆーか・・・気を、使わせちゃって?」
「気を?・・・あぁ」
ふと何かに思い当たった様子でぽんと手を叩いた相手は、どうしてか、にっと笑って。
大きな手でいきなり俺の髪の毛をくしゃくしゃに混ぜ出した。
「別に、俺たちは気なんか使っちゃいないさ」
まるで歌うような言葉のメロディに、抵抗も忘れてぽかんと相手を仰ぐと。
「ただ、お前のことが愛しいだけだよ」
なんとも甘い言葉と微笑みが上から降ってくる。
・・・この日常ミュージカル男めっ!
浮かんだそんなツッコミは、結局言葉にすることは無く。
ふんわりじんわりとした、なんだかくすぐったい温かさについはにかんだら、破顔した相手にぎゅうと抱きしめられたので、ぎゅうと抱きしめ返してみることにした。
**********
要するにまぁ様が健ちゃんの可愛さにめろめろって話です。(え)
これにてまぁ様とカミっ子三部作完結!(そんなたいそうなものじゃないし・笑)
でも正直自分に余裕が無いのは確かなことで。
それを甘んじて受け入れるのは嫌だと思いながらも、そうせざるを得ない状況に少なからずへこんだ。
だからなんとなしに。
ほんのふとした瞬間に。
思わず謝罪の言葉がぽろりと口から零れ落ちたのは、必然だったと思う。
「ごめん」
前フリも無く、急にそれを受けることになった相手は驚いたような顔をして首を傾げた。
「何がごめんなんだ?」
意味が分からない、と本当に不思議そうな顔をして言うので、俺はちょっとバツが悪くなってもにょもにょする。
「だから・・・なんてゆーか・・・気を、使わせちゃって?」
「気を?・・・あぁ」
ふと何かに思い当たった様子でぽんと手を叩いた相手は、どうしてか、にっと笑って。
大きな手でいきなり俺の髪の毛をくしゃくしゃに混ぜ出した。
「別に、俺たちは気なんか使っちゃいないさ」
まるで歌うような言葉のメロディに、抵抗も忘れてぽかんと相手を仰ぐと。
「ただ、お前のことが愛しいだけだよ」
なんとも甘い言葉と微笑みが上から降ってくる。
・・・この日常ミュージカル男めっ!
浮かんだそんなツッコミは、結局言葉にすることは無く。
ふんわりじんわりとした、なんだかくすぐったい温かさについはにかんだら、破顔した相手にぎゅうと抱きしめられたので、ぎゅうと抱きしめ返してみることにした。
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要するにまぁ様が健ちゃんの可愛さにめろめろって話です。(え)
これにてまぁ様とカミっ子三部作完結!(そんなたいそうなものじゃないし・笑)
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