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The Angel Cradle.

飛び立つこともままならない。 座り込むことすら許されない。 僕らはいつも、不安定な足場の上に。

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「さぁみんな!この扉を開けばラスボスが居るはずだ!!」

坂本を先頭にして、勢い込んで扉を開く六人。
しかし、その扉の先に人影は無かった。
予想外の展開に彼らは戸惑う。
が、次の瞬間。

「ぐあっ!?」
『坂本くん!?』
「ふっふっふ・・・」

思わぬ方向からの急な攻撃をくらい、地面に倒れ込む坂本。
そんな彼を攻撃した人物を見て、驚く面々。
その時、不気味な笑い声を響かせて彼らを見ていたのは・・・

『岡田!?』

そう。仲間であるはずの岡田だった。

「なんでだ!?どうしてお前が!?」
「坂本くんを攻撃するなんてどういうことだっ!?」
「酷いよ・・・なんでだよ岡田!!」
「おい!!岡田っ!!俺たちは仲間だろぉ?!」

仲間たちの悲痛な叫びも虚しく、岡田は高らかに笑いこう言い放つ。

「あっはっはっは!!仲間なんて関係ないぜー!!」

非情なあざ笑いと共に繰り出される攻撃。
負傷した坂本を守りながら必死に防戦に回る四人。
しかし、守るばかりではこの窮地を乗り切れない。
皆が一様に焦りを感じ始めた時、その光は放たれた。

「な・・・うわぁっ!!」
『!?』
「・・・お前がそのつもりなら、こっちも答えようじゃねぇか」
『坂本くん!!』

その光は坂本が放った魔法の光だった。
今度は間逆に倒れこんだ岡田に向かって、坂本は怒りの篭った声で怒鳴る。

「やるなら本気で来い!岡田!!」

覚悟を決めた男たちは、悲痛なる思いでかつての仲間と対峙する。
今、六人の戦いの火蓋は切って落とされた。


次回、『六人で一緒に帰ろう!!俺たちは仲間だ!!』。
微妙に期待したいようなしたくないような感じで待て!!


********************


いつの話だったか、どうしてそんな会話になったのかはさっぱり覚えていないのですが、俺がVの小説を書いていると言う事を知った弟が「岡田がラスボスなんだろ!そんでみんなを攻撃して驚いている所で『関係ないぜ!!』って言うんだろ!!」などと突拍子もないことを言ったわけです。
・・・うちの弟は一体俺がどんな小説を書いていると思ってるんでしょうか。(笑)

んで、まぁ折角なのでそのわけの分からない話をそっくりそのまま再現してみようと思い、出来上がったのがこれ。(折角の意味が分からない)
しかも何故かいきなり次回予告風で。(笑)
こんな六人はアリですか?(いや、無いだろう)

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