The Angel Cradle.
飛び立つこともままならない。 座り込むことすら許されない。 僕らはいつも、不安定な足場の上に。
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「くっそ、離せ!!離せよ細目!!」
「東?」
「・・・何やってんだ?」
「南條さん!江口さん!」
「こんにちは。この子お宅の子?」
「まぁはい」
「残念ながら」
「ちょっと!あんたらもっと俺に愛を持ってくれよ!!」
「あはあは。廊下で多勢に無勢なケンカしてたから大事にならないうちに引っこ抜いてきたんだけど良かったかな」
「うわ、またかよバカ東」
「バカって言うな!!」
「すんません、バカが迷惑かけて」
「なんじょーさんまでぇー!!」
「あはあは。それじゃ、確かに返したから」
「あ、あの!そのジャケット、色は違うけどCRのですよね?あなたは・・・」
「あぁ。俺はCR本部No.20の井ノ原快彦。よろしく♪」
『本部のCR!?』
**********
マイ(捏造)設定だとCR本部はアメリカにあって、そこのCRは各国から選び抜かれたエキスパート揃い。
No.20は当然トニのチームなんだけども、唯一の日本人だけで構成されたチームと言う。
ちなみにジャケットの色は赤です。
トニセンレスキュー、一度は書いてみたいネタだよねー(笑)
「東?」
「・・・何やってんだ?」
「南條さん!江口さん!」
「こんにちは。この子お宅の子?」
「まぁはい」
「残念ながら」
「ちょっと!あんたらもっと俺に愛を持ってくれよ!!」
「あはあは。廊下で多勢に無勢なケンカしてたから大事にならないうちに引っこ抜いてきたんだけど良かったかな」
「うわ、またかよバカ東」
「バカって言うな!!」
「すんません、バカが迷惑かけて」
「なんじょーさんまでぇー!!」
「あはあは。それじゃ、確かに返したから」
「あ、あの!そのジャケット、色は違うけどCRのですよね?あなたは・・・」
「あぁ。俺はCR本部No.20の井ノ原快彦。よろしく♪」
『本部のCR!?』
**********
マイ(捏造)設定だとCR本部はアメリカにあって、そこのCRは各国から選び抜かれたエキスパート揃い。
No.20は当然トニのチームなんだけども、唯一の日本人だけで構成されたチームと言う。
ちなみにジャケットの色は赤です。
トニセンレスキュー、一度は書いてみたいネタだよねー(笑)
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まとわりつくような湿気に、じわりと滲んだ気持ちの悪い汗が背中を伝った。
特殊ガラスと鉄格子で仕切られた、まるで鳥かごのような地下牢の中。
そのどこか現実味の無い空間の中で、男が一人、静かに坂本を見つめていた。
優しげな顔立ちをした、整った容姿の男だ。
微笑みを浮かべれば穏やかで柔らかな印象を受けるだろうに、その顔には何の表情も浮かんではおらず、今はただ、虚無がぺったりと張り付いている。
けれどもこちらを真っ直ぐに見据える双眸の奥底には、何がしかの強い意思の炎が宿っているように思えて。
男と対峙した坂本は言い知れぬ緊張に身を硬くした。
「あんたは俺に何をしてくれる?」
優しい面立ちに似合った優しくまるい声が、何の感情ものせないままにそう言う。
ことさら丁寧に紡がれたその言葉の真意が分からず、坂本が戸惑い、返事を返せずにいると。
鉄格子の隙間からやけに白い男の手が伸びてきて、坂本の左腕の前で止まった。
そこに巻かれた白い包帯のすぐそばで、触れるか、触れないか、ギリギリのラインを白い指先が悪戯に泳ぐ。
視線は強く、坂本を見据え。
唇の端が、いつの間にか軽く上がっている。
それは挑発的な笑みだった。
「やめた」
やがて。
ただただ息を呑んで行く先を見守っていた坂本に告げられたのは、無邪気な声での一言。
呆気に取られ、言葉も無いまま、ただただ男を見つめれば。
籠の鳥は口元だけで悪戯に笑った。
**********
出すのを忘れていたオルトロスパロ。
出てきてない人もいますが、多分配役は下記の通りだと思います。(笑)
タッキー(神の手):博さん
亮ちゃん(悪魔の手):よしくん
あさみちゃん(刑事):坂本リーダー
なんか男くさいドラマになりそうです。(笑)
特殊ガラスと鉄格子で仕切られた、まるで鳥かごのような地下牢の中。
そのどこか現実味の無い空間の中で、男が一人、静かに坂本を見つめていた。
優しげな顔立ちをした、整った容姿の男だ。
微笑みを浮かべれば穏やかで柔らかな印象を受けるだろうに、その顔には何の表情も浮かんではおらず、今はただ、虚無がぺったりと張り付いている。
けれどもこちらを真っ直ぐに見据える双眸の奥底には、何がしかの強い意思の炎が宿っているように思えて。
男と対峙した坂本は言い知れぬ緊張に身を硬くした。
「あんたは俺に何をしてくれる?」
優しい面立ちに似合った優しくまるい声が、何の感情ものせないままにそう言う。
ことさら丁寧に紡がれたその言葉の真意が分からず、坂本が戸惑い、返事を返せずにいると。
鉄格子の隙間からやけに白い男の手が伸びてきて、坂本の左腕の前で止まった。
そこに巻かれた白い包帯のすぐそばで、触れるか、触れないか、ギリギリのラインを白い指先が悪戯に泳ぐ。
視線は強く、坂本を見据え。
唇の端が、いつの間にか軽く上がっている。
それは挑発的な笑みだった。
「やめた」
やがて。
ただただ息を呑んで行く先を見守っていた坂本に告げられたのは、無邪気な声での一言。
呆気に取られ、言葉も無いまま、ただただ男を見つめれば。
籠の鳥は口元だけで悪戯に笑った。
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出すのを忘れていたオルトロスパロ。
出てきてない人もいますが、多分配役は下記の通りだと思います。(笑)
タッキー(神の手):博さん
亮ちゃん(悪魔の手):よしくん
あさみちゃん(刑事):坂本リーダー
なんか男くさいドラマになりそうです。(笑)