The Angel Cradle.
飛び立つこともままならない。 座り込むことすら許されない。 僕らはいつも、不安定な足場の上に。
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「きっと来年も」
笑顔で交わした言葉の重みは、その場の誰より良く知っていた。
自ら被った仮面。
外す切欠を掴めずに続けた、この無駄な努力も。
泡となって消える日は、恐らくそう遠くはないだろう。
一人になって、たまらず見上げた桜の老木。
この生命力溢れる木であれば、きっと変わらず来年もまた。
この場所でその薄紅を咲かせるのだろうに。
その時、僕は。
滲む視界に、降り注ぐ柔らかな花弁。
絶望と希望の狭間で。
ただ、ぎこちなく笑った。
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博さんソロを聴いて桜と博さんを描きたいなーと常々思っていたんですが。
どうしてこうなった。(笑)
いやー夜中のテンションで仕上げちゃいかんな。
もっとほんわかした感じで桜を見上げる博さんの絵にするつもりだったんだけどなー(笑)
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