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The Angel Cradle.

飛び立つこともままならない。 座り込むことすら許されない。 僕らはいつも、不安定な足場の上に。

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あの日交わした約束を、今も束縛としか受け取れない僕は愚かだろうか。
吐き気がするくらい湧き出してくるどす黒い感情も、感覚も。
君の泣きたいくらいに真っ白な微笑みの前では、それら全てがまっさらに変えられてしまったと言うのに。
あぁ、僕は。
ただ愚心なる精神だけを引っさげて、今日も足を引きずりながら歩いている。
前に進む意味さえわからないのに、立ち止まる理由さえ見出せないから。
そして結局。
後ろに下がることすら、臆病な僕は怖くて怖くて叶わないんだ。

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自分の置かれた現状に、どうしようもないもどかしさを覚える。
全てを理解していないのは、世界中に俺一人で。
流れの中に俺一人だけ取り残されてしまっているような気がする。
そしてそれは、きっと気のせいなんかじゃなく。
「・・・もどかしいよな、ほんと」

あの儚げな笑みも、強烈に脳裏に焼きついて離れないのに。
彼が誰なのかも、今の俺には分からなくて。
思い出さなければいけないと、心のどこかが疼くけど、それでもまだ俺は思い出せずに居る。

俺はまだ、流れの外側に。

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一人でする食事が、
こんなに味気ないものだとは思わなかった。

「・・・まず」

どんなに美味いと評判のものも、
これっぽっちも美味いなんて感じられることはなくて。
今の俺をあの人が見たのなら、
なんて言って笑うだろうか。
グルメのくせに、って笑うだろうか。

・・・笑っても、なんでもいいから。

隣にぽかりと開いた穴を、埋める術を教えてください。
ただ一言。
あの人の「ただいま」と言う声だけを、
俺の所へと届けて下さい。


どうか、神様。

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闇と静寂に沈んだ世界。

人も、車も通らない車道。

歩道にはまだ溶けきっていない、昨日降った雪。

まるで世界に自分一人が取り残されたような感覚。

でも、孤独感よりも何よりも、

感じるのは限りない自由。

吐く白い息が昇っていく、空へ。

そこはもう、輝く白銀の世界。

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足元をすくわれる感覚に我に返る。

不安定すぎる、先の見えないその場所で

僕はただ

待つことしか出来ない自分にやりきれなさを感じ

それでもまだ『それ』を信じている自分に

酷いもどかしさを覚える。

分かってる。

本当はもう、ここから歩き出さなければいけないことを。

それでも心のどこかで『それ』に期待している自分がいて。


あがいてもあがいても

それはいつまでも

ままならない状態。

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*AVIARY*

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