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The Angel Cradle.

飛び立つこともままならない。 座り込むことすら許されない。 僕らはいつも、不安定な足場の上に。

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ありきたりな言葉しか吐けない僕には

【それ】を言う資格はないのかもしれないけれど

でも、それでも【それ】を言葉にしたいと

心底そう思ったんだ。


変わって行くものへ。

変わらないものへ。


ただ、今僕がここに在るという証のために。

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「ふざけんなよ…」
握った手の冷たさに、絶望すら覚えた。
けれど、彼は諦めることをしない。
必死に。
ただ必死に。
握り締めたその手の温もりとこの想いが、彼に届くことをただひたすらに祈った。
「絶対に死なせねぇ…このまま逝かせてたまるか…!!」

後悔ばかりを抱えたままじゃ前に進めないから。
俺はお前に謝りたいんだ。
だから。

「絶対に、生きるんだ、お前は。絶対に」

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天使より天使らしい悪魔は言った。

「生きることほど難しいことはないけど・・・でも、生きているってことほど幸せな事もないよ?」

その瞳はどこか寂しそうで。

僕は返す言葉を見つけられずに口ごもる。

そうすると彼は、

「お前にはまだ難しかったかな」

なんて僕を子供扱いしていつものように笑った。

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あの日交わした約束を、今も束縛としか受け取れない僕は愚かだろうか。
吐き気がするくらい湧き出してくるどす黒い感情も、感覚も。
君の泣きたいくらいに真っ白な微笑みの前では、それら全てがまっさらに変えられてしまったと言うのに。
あぁ、僕は。
ただ愚心なる精神だけを引っさげて、今日も足を引きずりながら歩いている。
前に進む意味さえわからないのに、立ち止まる理由さえ見出せないから。
そして結局。
後ろに下がることすら、臆病な僕は怖くて怖くて叶わないんだ。

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自分の置かれた現状に、どうしようもないもどかしさを覚える。
全てを理解していないのは、世界中に俺一人で。
流れの中に俺一人だけ取り残されてしまっているような気がする。
そしてそれは、きっと気のせいなんかじゃなく。
「・・・もどかしいよな、ほんと」

あの儚げな笑みも、強烈に脳裏に焼きついて離れないのに。
彼が誰なのかも、今の俺には分からなくて。
思い出さなければいけないと、心のどこかが疼くけど、それでもまだ俺は思い出せずに居る。

俺はまだ、流れの外側に。

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*AVIARY*

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